/// 透水性リメイク材選択ポイント ///
/// 乾燥天然砂利 多種多様20種類 ///
採取した天然砂利をサイズ選別、洗浄、乾燥させた乾燥天然砂利全20種類
新設コンクリートの場合
・下地コンクリートは打設後、養成期間を十分に確保してください。
・施工前にレイタンス処理を行い、乾燥させて下さい。
(乾燥が不十分だと白華の原因になります)
既設コンクリート、モルタルの貼石、タイルの場合
・浮きや剥がれがある場合補修してください。
下地表面を清掃してください。
(油等が付着していると硬化不良の原因になります)
・施工前に周囲の養生を行ってください。
(樹脂等が付着すると取れなくなる恐れがあります)
・使用する材料、道具等を準備し、仮置き場や作業場所を確保して
ください。
・道具類が汚れていると色移りを起こし、仕上がりに影響します。
・必要に応じ、捨目地や桟木を要所に記してください。
・プライマーを塗料用トレーに投入してください。
・刷毛、または短毛ローラーにてまんべんなく塗布してください。
※伸び代は凹凸等下地状況により異なります。
※コンクリート、モルタル、貼石等、施工面に塗布してください。
・試触にて乾燥硬化状態を確認し、速やかに次工程に進んでください。
・バケツに主剤、硬化剤を入れハンドミキサーかヘラで全体が白濁する
まで混合してください。
(樹脂は残さず使い切ってください)
※接着剤特有の臭いがしますが硬化すると臭いはしなくなります。
※バインダーとはつなぎ剤のことで、ここでは樹脂モルの接着剤を指し
ます。
・平ミキサーに乾燥天然砂利を入れ、④で混合したバインダーを混ぜ
合わせます。(乾燥天然砂利全体が均一に濡れ色になるまで混錬して
ください)
※合材とは、その工法で使用する錬り材料のことで、ここでは乾燥
天然砂利とバインダーを混錬したものを指します。
敷均し
・➄で混合した合材をレンガゴテで施工場所に投入し、直尺で1㎝の厚み
を確認しながら、敷き均してください。
仕上げ
・⑥で敷き均した合材を、レンガゴテで平滑に均してください。
端の部分に深さを作る事で上部な勾配をつくることが出来ます。
・完全硬化まで雨や夜露が掛からないように養生を行ってください。
(シートを舗装面に付けないようにしてください)
※白華現象の原因となりますので完全硬化まで水に濡らさぬように
してください。
・表面の硬化具合を確認しながら捨目地の表面テープを剥がしてくだ
さい。(完全硬化後に剥がすと隣接合材の仕上げに影響する恐れが
あります)
・硬化後、目地(本体)や桟木を撤去してください。
! 作業上の注意
・雨天の場合、白華の原因となりますので施工できません。(硬化養成期間
中も同様です)
・気温が5℃以下では樹脂が反応しないため施工できません。
・下地コンクリート等が漏れている場合、施工できません。(やむを得ない
場合は、プロパンガスバーナー等で表面を強制乾燥させてください)
・道具類が汚れていると樹脂に色移りしますので、きれいなものをご使用下
さい。
・冬季など、気温が低いと樹脂が固くなる場合があります。この場合40℃前後
の温湯で温めると軟らかくなります。
・施工後は光沢ありますが、概ね三ヶ月程度で乾燥天然砂利本体の色に戻りま
す。
・使用した道具類はエポキシ系シンナー(※別売り)で清拭してください。
※火の取り扱いには注意してください
・紫外線により黄変する場合があります。
・概ね20㎡に1ヶ所の割合で目地切りしてください。
・端部が出ないように計画してください。
準備するもの
・ハンドミキサー:樹脂と主剤の硬化剤の混合用
・ミキサー:樹脂と乾燥天然砂利の混錬用
・直尺・レーキ:合材の均し用
・バケツ・平ミキサー・練り樽・練り船:樹脂の主剤と硬化剤の混合用、樹脂
と乾燥天然砂利の混錬用
・左官ゴテ:レンガゴテ、各種仕上げゴテほか
・目地材・桟木:20㎡に一箇所を目安に目地割してください
・ゴム手袋:耐油タイプ
・養成シート:雨避けや作業後の養成として
・ヘラ:樹脂の主剤と硬化剤の混錬用や搔き出し用
・トング:樹脂の主剤袋、及び硬化剤袋の絞り用 他清掃用具、左官ゲタなど